サッカーユーロ(euro)欧州選手権大会の歴代優勝国(ドイツ、フランス、イタリア、スペインなど)を紹介します。ユーロと言う大会を知っていますか?ユーロはワールドカップよりもレベルが高いと言われることがある有名な大会です。ユーロはその名の通り、ヨーロッパの国々における国家代表チームで王者を決めあう大会になります。この大会は基本的に、各国リーグ戦が終わった段階で開催されることがとても多いです。
ユーロとは?
ユーロは欧州サッカー連盟が主催するヨーロッパ圏の国々におけるサッカー選手権大会です。この大会は1960年に初めて開催され、ヨーロッパ大陸自体が世界で最もレベルが高いため、ある意味ワールドカップよりも注目度が高いです。ただしこの大会はヨーロッパの国であれば無条件で出場することができるわけではありません。ユーロは毎年開催されるわけではなく、4年に1度のみの開催となります。
開催方式
この大会に出場するためにはまず予選を戦かわなければなりません。予選は1年ほどにわたり、グループを作り、総当たり戦のホームアンドアウェイ戦を行い、1位は本大会出場、2位は他のグループとのプレーオフを経て勝者を決めて本大会へ参加することができます。本大会は1次ラウンドは24チームを4チームずつ6組に分けて1回総当りのリーグ戦を行い、各組2位までの16チームが決勝トーナメントへ進出。さらに各組3位のチームのうち成績上位4チームが進出します。その後はトーナメント戦となり1発勝負をします。
歴代優勝回数
優勝回数が多いのはドイツ(西ドイツ)です。2000年代ではスペインが2008年と2012年に優勝したことが印象に残っている人も多いでしょう。ポルトガルもロナウドの全盛期の時代、2016年に優勝があります。イタリアも2020年に優勝。その他ではデンマーク、ギリシャ、チェコ(チェコスロバキア)、ロシアにも優勝経験があります。ランキングで見ると以下のようになります。ウクライナなど国内で侵略されている戦争中の国でも参加は可能な大会です。ソ連(ロシア)のような全体主義の国は追放されました。
No | Country | Number |
1 | Germany | 3 |
1 | Spain | 3 |
3 | France | 2 |
4 | Denmark | 1 |
4 | Greece | 1 |
4 | Russia | 1 |
4 | Netherlands | 1 |
4 | Italy | 1 |
4 | Czech | 1 |
歴代優勝国と得点王
歴代優勝国は上記でも説明した通り、いつも通りの強豪国と言う印象が強いですが、得点王に関しては強豪国でなくても獲得しているケースもあります。ある程度レベルが拮抗している欧州選手権だからこその高いレベルの試合を見ることができます。1964年はスペイン、1968年、2021年はイタリア、1972年や1980年はドイツ、1984年、2000年はフランスなどゲームの勝者は固定されている感はありますが、代表のコンテンツとしては世界でも最高です。海外のニュースでも情報が良く流れてくる大会です。
Year | Host Country | Winning Country | Top scorer |
1960 | France | Russia | Valentin Ivanov Victor Poneldelnik Dražan Jerkovic Milan Galic François Hout |
1964 | Spain | Spain | Chus Pereda Novak Dejer Bene Ferenc |
1968 | Italy | Italy | Dragan Jaic |
1972 | Belgium | Germany | Gerd Muller |
1976 | Yugoslavia | Czechoslovakia | Dieter muller |
1980 | Italy | Germany | Klaus Allofs |
1984 | France | France | Michel Platini |
1988 | Germany | Netherlans | Marco Van Basten |
1992 | Sweden | Denmark | Henrik Larsen Karl-Heinz Riedle Dennis Bergkamp thomas brolin |
1996 | England | Germany | Alan shearer |
2000 | Belgium Netherlands | France | Patrick Kluivert Savo Milosevic |
2004 | Portugal | Greece | Milan Barosh |
2008 | Australia Switzerland | Spain | David Villa |
2012 | Poland Ukraine | Spain | Fernando Torres Mario balotelli Mario gomez Cristiano Ronaldo Alan Dzagoev mario mandzukic |
2016 | France | Portugal | Antoine griezmann |
2020 | Europe | Italy | Cristiano Ronaldo Patrick Thicke |
2024 | Germany | Spain | Harry Edward Kane Georges Mikautadze Jamal Musiala etc |
ワールドカップとユーロ どちらのレベルが上?
よくサッカーファンの間で議論されるのがワールドカップとユーロでどちらが上か?ということです。個人的にはユーロのほうが上だと考えています。その根拠は以下になります。
世界一強い大陸はヨーロッパ
今のところワールドカップの戦績を見ても、ヨーロッパ勢はとても強いです。常連のフランス、スペイン、クロアチアなどを見てもわかる通りワールドカップの上位進出しているのは南米よりもヨーロッパの国になります。サッカーでは6大陸に分かれて予選を戦いますが、本選出場国のレベルが平均的に高いのもヨーロッパです。南米だとアルゼンチンとブラジル、アジアだと日本だけというようにどうしても他の大陸だと強いチームが少ないのです。それに比べてヨーロッパは強い国がとても多いです。
優秀な選手が多いのはヨーロッパ
過去の世界最優秀選手などを見てもわかる通り、優秀な選手が多いのは南米とヨーロッパになります。南米の場合はブラジルとアルゼンチンに限定されますが、ヨーロッパの場合はフランス、スペイン、ドイツなどの強豪を筆頭にクロアチアやイングランド、ベルギー、オランダにも優秀な選手がとても多い傾向にあります。そのため、他の大陸よりも優秀な選手の数がとても多いのがヨーロッパです。
五輪やワールドカップより上?
euroは五輪やワールドカップより上と言われています。これはヨーロッパが近年、常にワールドカップでも猛威を振るっていて、クラブチームでも欧州に世界中から選手が集まっているからです。FIFAランキングでも上位は欧州のチームばかりです。ワールドカップでも優勝国や準優勝はヨーロッパ勢が多いのです。結果をみてもヨーロッパの大会であるユーロは世界最高峰の大会と呼ぶ人が多いです。
波乱も多い
2004年大会のギリシャがサプライズを起こしたように、小国が意外な躍進を見せて、ユーロを盛り上げてくれます。ウェールズ、ハンガリー、スイス、トルコ、ポーランド、スウェーデンなど伏兵が活躍する大会でもあります。
ユーロはテレビ観戦で楽しもう
ユーロはとても人気のある大会になるため、生中継をしている動画サービスはとても多くあります。以下の記事でも紹介していますので、ユーロを生観戦しましょう。
Channel | Plan | Soccer Contents | URL |
DAZN | \3750 | 代表チーム 欧州主要リーグ Jリーグ | DAZN |
Hulu | ¥1026 | フランスリーグ オランダリーグ | Hulu |
WOWOW | \2530 | UEFAチャンピオンズリーグ UEFAヨーロッパリーグ | WOWOW |
ABEMA TV | ¥960 | 代表チーム ワールドカップ プレミアリーグ スコットランドリーグ | ABEMA |
スカパー | ¥429 + ¥2480 | 代表チーム サッカー天皇杯 ブンデスリーガ ラリーガ | スカパー! |
J SPORTS | \1100 | FIFAワールドユース | J SPORTS |
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