イタリア、セリエAのチームナポリといえばディエゴ・マラドーナが所属していたクラブとして知られていますが、決してビッグクラブとは言えません。イタリアのなかでもお金を持っている北部地域と比べると南部地域は、貧困なところが多く、これはナポリにも言えること。それでは3部降格まで経験したナポリはどのようにして強くなったのでしょうか?
SSCナポリ
SSCナポリはイタリアのナポリを拠点としたプロサッカーチームになります。創設は1926年でかなり歴史の長いクラブとなり100年の歴史を持っています。ナポリはUEFAカップの優勝経験があるだけでなく、セリエAの優勝も複数経験しており、ビッグ3に比べれば劣りますが、それでもかなり強いチームの一つと言えるでしょう。2010年代以降はUEFAチャンピオンズリーグの出場の常連クラブでもあります。CLでも名が上がり、海外欧州のスポーツ紙でもよくニュースやコラムになります。
愛称
ナポリはアッズーリと呼ばれています。アッズーリは青を意味しておりこれはクラブカラーが青であることが影響しています。サポーターのことはパルテノペイと呼ばれており、これはナポリ人を意味しております。
ホームスタジアム
ホームスタジアムはスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで、多目的スタジアムとなります。イタリアの中では3番目に大きなスタジアムとなり、収容人数は55000人にもなります。マラドーナはもう言うまでもなく、チャンピオンズリーグでも活躍した名選手です。
名称を変更
実はナポリは何度もクラブの名称を変更しているクラブです。2004年のクラブの破綻によって、現在の名前にになりました。
降格から昇格の歴史
ナポリは実は破綻も経験しており、3部降格を経験しています。しかしそんなクラブがどのようにして優勝するまでになったのでしょうか?ファンたちも愛するチームの歴史です。プレーの特集も組まれており、期待があつまるスポーツクラブ。newsでは結果が注目されています。
1986-1990
ナポリが絶頂期を迎えたのはこの時期になります。会長に就任したコッラード・フェルライーノによって積極的な補強を行うようになり、ディエゴ・マラドーナ、カレカなどの名手を獲得し、1986-87シーズンには初のセリエA優勝、1988-89シーズンにはUEFAカップを獲得し、初の国際タイトルを手に入れたのです。1990年以降は黄金期を支えたメンバーが退団していき、一つの時代が終わりを迎えました。それ以降は降格をしたり昇格をしたりするエレベータークラブへとなっていきます。
2004
ナポリは積極補強をずっと続けていたのですが、チーム財政状況の悪化に伴い破綻宣言をしました。2004年から新生チームとして名前を改め現在のチーム名に変更。そして破綻に対してのペナルティとしてなんと3部であるセリエC1へ降格となってしまったのです。オーナーは映画監督で資産家のアウレリオ・デ・ラウレンティスとなり、新生ナポリがスタートします。
2007
セリエBで2位となり、セリエA昇格を果たし、2007-08シーズンは若い新戦力が攻守に活躍して、昇格初年度ながら8位に躍進。その後も中位を維持し続けて、UEFAチャンピオンズリーグの出場を狙い続けました。そして2011-12シーズンは4位以内に入り、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得。ベスト16敗退に終わったものの、ここから安定して国際舞台に出場し続けることになったのです。これ以降はUEFAチャンピオンズリーグだけでなくUEFAヨーロッパリーグの出場もずっと続いて居り安定した強さを発揮しています。
2023
2022-23シーズンには久しぶりのタイトルとなるスクデットを獲得しました。ナポリはここ数年、ずっと積極的な補強を続けていました。これがようやく上手く言った形になります。近年は積極補強の影響もあり、ずっと上位をキープしているのです。
SSCナポリは降格からなぜ強くなった? その理由
ナポリが2010年代以降、ずっとヨーロッパのカップ戦に出場で来ているということは、つまりセリエAで安定して上位につけていることになります。ナポリは3部降格からなぜここまで強くなれたのでしょうか?ナポリの選手はイタリア代表でもマークされ注目される選手が多いです。
積極補強
ナポリはセリエAへ昇格してからというもの、積極補強をしていました。2007-08シーズンはハムシク、ラベッシなどの新鋭が活躍し、UEFAカップでも大活躍、2010年代もカバーニやクアリャレッラ、デ・サンクティス、クリバリなどの即戦力をセリエAだけでなく、他のリーグからもかなり積極的に補強し、活躍した選手はプレミアリーグに高く転売して売ることで儲かりました。
ヨーロッパカップ戦の出場
ナポリは2010年代からはUEFAヨーロッパリーグやUEFAチャンピオンズリーグの出場の常連チームとなりました。これらのカップ戦に出場することでもらえる賞金もチーム強化へつながっていきました。さらにこうやって国際舞台に出場することにより、チームの知名度も上がっていき、移籍してくる選手も増えていったのです。誰でも魅力のないチームへ移籍したいとは思いません。どうせなら勝てるチームへ行きたいと考えるものです。
有名監督の招聘
ナポリは選手だけでなく優秀な監督もたくさん読んでいます。2012-13シーズンはベニテス、2015-16シーズンはマウリツィオ・サッリ、2018-19シーズンはカルロ・アンチェロッティ、2021-22シーズンはルチアーノ・スパレッティを呼び寄せています。そのため優秀な監督の手腕の元で、プレミアほどの資金がないにしても安定した成績を残し続けることができています。
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