ナショナルチームでアメリカのサッカーはなぜ弱いのか?その理由とは?記事で解説をしていきます。アメリカと言えば言うまでもなく世界一の軍事大国であり、世界一の経済大国でもあります。しかしそんなアメリカはなぜかサッカーが弱いです。それは一体なぜなのでしょうか?
アメリカは世界一の国である
アメリカは世界一の国であることは間違いありません。共産主義のロシアや中国は必死に否定するでしょうが、なんだかんだで軍事的にも経済的にもアメリカが世界一です。しかしそんなアメリカでは実はサッカーはたいして強くありません。優勝回数の一覧を見てもアメリカは一切ありません。
優勝回数ランキング
実は優勝は今まで8カ国しか生まれていません。ランキングにすると以下のようになります。優勝国は御三家と呼ばれる、ブラジル、ドイツ(西ドイツ)、イタリアが中心です。その他ではアルゼンチンが多く、それについでウルグアイ、フランス、そしてイングランドとスペインが後を追っています。その他ではクロアチア、スウェーデン、メキシコやオランダ、ポルトガル、ベルギーなども強豪です。
No | Country | Number |
1 | Brazil | 5 |
2 | Germany | 4 |
2 | Italy | 4 |
4 | Argentina | 3 |
5 | France | 2 |
5 | Uruguay | 2 |
7 | England | 1 |
7 | Spain | 1 |
歴代優勝国と開催国
歴代優勝国と開催国は以下の通り。一覧として結果と優勝国をまとめました。ワールドカップの試合はメディアでも毎日のようにニュースになります。ワールドカップは1930年に始まり、2022年大会が最新です。最多優勝は上記の通りブラジルです。開催国は2002年に日本と韓国でアジア初開催されましたが、汚点も多く残りました。2010年には南アフリカが開催し、アフリカで初めてワールドカップが開催されました。
2002年大会のブラジル優勝からなかなか南米が勝てなくなっています。1998年もフランスが優勝。2006年のイタリア優勝から、2010年、2014年、2018年とヨーロッパ勢の優勝、優位が続いています。2022年にカタール大会でアルゼンチンが優勝しましたが、欧州優位が明確になっています。
Number | Year | Winning country | Host country |
1 | 1930 | Uruguay | Uruguay |
2 | 1934 | Italy | Italy |
3 | 1938 | Italy | France |
4 | 1950 | Uruguay | Brazil |
5 | 1954 | Germany | Switzerland |
6 | 1958 | Brazil | Sweden |
7 | 1962 | Brazil | Chile |
8 | 1966 | England | England |
9 | 1970 | Brazil | Mexico |
10 | 1974 | Germany | Germany |
11 | 1978 | Argentina | Argentina |
12 | 1982 | Italy | Spain |
13 | 1986 | Argentina | Mexico |
14 | 1990 | Germany | Italy |
15 | 1994 | Brazil | United States |
16 | 1998 | France | France |
17 | 2002 | Brazil | Japan |
18 | 2006 | Italy | Germany |
19 | 2010 | Spain | South Africa |
20 | 2014 | Germany | Brazil |
21 | 2018 | France | Russia |
22 | 2022 | Argentina | Qatar |
アメリカのサッカーはなぜ弱いのか?
アメリカのサッカーはなぜ弱いのか?その理由について解説をしていきます。これにはかなり深い問題があり、アメリカ人の文化や好みと言った要素も絡んできます。海外の他の国では大人気のサッカー。なぜ不人気なのか情報を書いて挙げていきますので一覧で紹介します。五輪やアニメ、映画よりも思ったいじょうにサッカーは人気がありません。
得点数に興味を抱く人種
実はアメリカで人気のスポーツは野球、ホッケー、バスケットボール、アメリカンフットボールといった得点が次々に入るスポーツ。アメリカ人はどれだけはやく得点を入れるかに興奮をする民族なのです。ヨーロッパ人はいかに得点を取るか、に興奮するのに対してかなり違いがあることがわかるでしょう。オリンピックでもアメリカ人は出場している選手をみますが、目の前の凄いゴールに何もなかったかのようにふるまいそれほど興味はありません。
人気が一切ないのがサッカー
実はアメリカで人気が一切ないのがサッカーです。MLSと言うプロリーグがありますが、実質、ヨーロッパの往年の名選手の年金リーグと化しています。上記のような得点の数を競うのが大好きなアメリカ人はサッカーに興味を持たず、資本も流れず、結果的にニッチなスポーツと化してしまったのがサッカーなのです。fifaランキングもアメリカは低いです。
アメリカの教育文化も影響
これに伴い、アメリカの教育文化も影響しています。サッカーはいわゆるニッチなスポーツ。スポーツに興味がある人は、サッカーに手を出すことはありません。ホッケー、水泳、野球、アメフトなどに優秀な人材が流れて行ってしまうため、どうしてもサッカーに優秀な人材がこなくなります。結果的に弱くなるわけです。
女子サッカーだけは例外的存在
しかしそんなアメリカでも女子サッカーだけは例外です。アメリカの女子代表は世界一で、トップレベルの選手を輩出し続けています。これは上記の影響が強いです。女子の場合はホッケー、水泳、野球、アメフトなどが男子に比べると産業が小さく、市場も小さいのです。そのため、優秀なプレイヤーがサッカーにも流れており、結果的に世界トップのサッカー大国になっています。
北中米カリブ海では決して弱くはない
しかしそんなアメリカの男子サッカーは北中米カリブ海では決して弱くはないです。アメリカはメキシコと並んで2強と言われており、ホンジュラスやカナダ、コスタリカなどと比べても頭一つは抜けています。ワールドカップの本大会ではいつもすぐに負けますが、予選ではいつも強いことに変わりはありません。代表の攻撃には迫力がありシュートからのゴールも力があるチームです。
ワールドカップを生観戦しよう
サッカー観戦できる動画配信サービスは以下の記事で紹介しています。ネット、テレビなどで視聴できるチャンネルを紹介していますので参考にしてもらえればと思います。
Channel | Plan | Soccer Contents | URL |
DAZN | \3750 | 代表チーム 欧州主要リーグ Jリーグ | DAZN |
Hulu | ¥1026 | フランスリーグ オランダリーグ | Hulu |
WOWOW | \2530 | UEFAチャンピオンズリーグ UEFAヨーロッパリーグ | WOWOW |
ABEMA TV | ¥960 | 代表チーム ワールドカップ プレミアリーグ スコットランドリーグ | ABEMA |
スカパー | ¥429 + ¥2480 | 代表チーム サッカー天皇杯 ブンデスリーガ ラリーガ | スカパー! |
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